子どもと鬼

子どもたちの絵の中には、しばしば牙をむき出したり、角を生やした鬼のような顔や、火を噴き爪を尖らせた、恐ろしげな竜が描かれてる時があります。

親からすれば「こんな怖い絵を描くなんて、うちの子はどこか問題あるじゃないの?」と思ってしまうかもしれません。
でもその絵は、子どもたちが自分を抑圧してくる者たちに対して怒りの感情を表して、戦いを挑んでいこうとしている心の強さの 表現だと見て取れるのだそうです。

ここのところをもっと詳しく知りたい、という方は絵を描く会へぜひご参加くださいね♪

また、子どもたちは紙芝居や絵本の中の様々な「鬼」に出会います。
その中には、人間に悪さをする恐ろしいものとして登場する鬼もいますが、その巨大な力とやさしさで人々を救う『海にしずんだ鬼』もいれば、『泣いた赤おに』に出てくる、優しい心根を持つ赤鬼や、友を思う心を持つ青鬼もいます。
また、こっけいな鬼や、孤独でさみしい鬼にも出会います。

物語を通して、鬼に限りませんが、人を見た目や先入観で見ないことの大切さを知っていくのでしょう。

寝ない日が出来てきた年長さんたち。
お昼寝前の紙芝居の他に、より物語性の高い読み聞かせが楽しみな様子です。
きっと、彼らの頭の中には、大人の想像以上に素晴らしい空想の世界が広がっているのでしょうね。

さて、そんな子どもたちが鬼の面を作りました。

少し前ですが、節分の頃に鬼の面を作ることをみんなで決めたそうです。
石川県輪島市名舟町に伝わる無形文化財、御陣乗太鼓の鬼の面を参考にみんなで考えました。

まずは油粘土で型を作り、そこに小さくちぎった和紙を糊で貼り付けながら厚みをつけていきます。
とても根気と集中のいる作業ですが、毎日1時間づつ、それぞれの思い描いた鬼を、気持ちを込めて作り上げました。

どれもこれもオリジナリティあふれる仕上がりです♪
どことなく作った本人に似ているような…(笑)

 

 

子どもと鬼」への1件のフィードバック

  1. この保育園と出会うまでは、既成概念でしか作品をみることができなかった私ですが
    絵を描く会や子供たちの作品で「感性(心)で見る」ことを学びました。
    怒りや恐怖や不安等、負の感情だけではなく
    ポジティブな感情も含め、作品に表現できるっていうのは心の解放なんですよね。
    素敵なことです♪

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